MUDに配慮しよう(その2)

前回のMUDに配慮しよう(その1)では、文字の大きさや行間・字間について紹介しました。

今回は色のお話です。デザインをする上でセンス良く配色することも大切ですが、MUDの視点から組み合わせてはいけない色も存在します。まずは下の画像をご覧ください。

 

熱中症についての注意書き。この画像には、ある配慮が足りていません。

 

D型(2型)色覚

実はこの画像、視覚障がいを持った方にはこのように見えています。何とか読めますが、かなり文字が薄くなってしまい読みづらいですね。

 

P型(1型)色覚

こちらは文字がすっかり消えてしまいました。完全にアウトです。

このように色の組合せに配慮ができていないと、特定の人には伝わらないデザインに仕上がってしまいます。また高齢者は明度差の少ない色は見分けづらいと言われていますので、このデザインは色覚障がいを持った方だけではなく、白内障やロービジョンの方にも配慮できていません。では配色を考える時、どのような点に注意をしたら良いのでしょうか。

 

配慮ポイント:組合せに注意

①明度差をはっきりと

「淡い色の背景なら文字は黒などの濃い色、濃い色の背景なら文字は白抜き」等、明度差を意識してみましょう。不安な場合は白黒印刷をして、しっかりと見えているか確認をするとわかりやすいかと思います。


▲明度差をつけた画像

 

②見分けづらい色を並べて配色しない

こちらは一般的に高齢者が見分けづらいと言われている色の組合せです。どれも明度差の少ない色が並んでいますね。これらの色を重ねてしまうと、背景と文字が一体化してしまい、識別困難になりがちです。

また、全く異なる色の組み合わせでも色覚障がいがある方にはこのように見えるそうです。いつのまにか対象者が識別できない色を選んでいたということがないよう、慎重に配色を考えましょう。

 

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