縮めて 揃えて 整えて

今回は「伝えたい情報はすべて入ったけど、なんか違うな?」という時に試してほしい“ちょっとしたコツ”をご紹介します。今までデザイン講座で紹介してきた小技が盛り沢山! どれも実践しやすい簡単なことなので、ぜひ今日からでも取り入れてみてください。


一見まとまって見えるこのチラシ。ちょっとしたコツを使えば、更にデザインが洗練されていきます。
より伝わりやすいデザインにするにはどうしたら良いでしょう? 一緒に考えてみましょう。
ステップ1.全体を縮めて余白を作る


余白の少ないデザインは、なんだか息苦しい印象に。
しっかり余白を取ることで、整理整頓され情報が引き立ちます。また洗練された印象を与えることもできますよ♪
修正箇所
- 全体の情報を縮小し、周りに余白を作る
- 吹き出しの中や、見出しイラストの中も余白を作る
ステップ2.フォント・イラストを整える


フォントの長体(縦長に加工)や平体(横長に加工)はポイントとして使用する分には良いのですが、多用すると読みにくさの原因になります。
文字やイラストを縮小・拡大するときは、shiftキーを押しながら縮小・拡大すると縦横比が崩れません。
修正箇所
- 長体・平体を戻す
- フォントを読みやすいゴシック体に変更
- 水色の枠線に沿って文字やイラストの位置をを揃える
- イラストの縦横比を戻す
ステップ3.全体のバランスを整える


タイトル部分等は、フォントの種類を変え目立たせるのもおすすめです。しかし、あまり多くのフォントを使用するとゴチャゴチャした印象を与えてしまうので気をつけましょう。
連絡先等の重要な情報は、1箇所にまとめてわかりやすくが基本です。今回は背景色を変えてグループ化しました。
修正箇所
- フォントの大きさに強弱をつける
- ポイントでフォントの種類を変え、伝えたい情報を目立たせる
- 連絡先部分の背景色を変え、重要な情報をグループ化する