デザインの目的を見失わないために

デザインをしていると、つい作業に熱中してしまい最初に決めた目的を忘れてしまうことがあります。そうなると目的からずれたデザインが出来上がってしまうことも。私が迷わないためにやっているのは、とてもシンプルですが「打ち合わせで取ったメモや資料を作業中に何度も見返すこと」です。

見返すだけで迷いが減る

作業中にメモや資料を見返すと、意外とすぐに「方向がちょっとずれてるな」と気づけます。伝えたいことがブレてしまうのを防げるし、認識のズレも最小限に抑えられます。

当たり前のこと過ぎて「え?それだけ?」と驚かれるかもしれませんが、作りながら目的を確認する習慣があるだけで目的迷子になりにくいのです。

途中で迷ったときのちょっとした工夫

メモや資料を見返すだけだとまだ迷いそう…というときは、作ったものを少し離れて見てみるのもおすすめです。画面から離れて見る、あるいは一度別の作業に移るだけでも客観的に確認できます。

第三者に見てもらうのも効果的です。自分では気づかない方向性のズレや、勘違いしていた部分、伝わりにくいポイントに気づけます。ここまでやると迷いがぐっと減ってスムーズに進められます。

その他、この辺りの記事も迷ったときの参考になりそうなので、よかったらご覧ください。↓

2022年6月14日印刷加工編

画面上で見た時はよかったのに……?

2024年12月10日デザイン編

情報整理で作る分かりやすいレイアウト

2021年10月5日内容編

伝わるメッセージ・伝わらないメッセージ

2024年3月26日デザイン編

何か違うと思ったら!

まとめ

  • デザイン中に迷ったら、打ち合わせのときのメモや資料を見返す
  • 迷いそうなときは少し離れて確認する
  • 必要に応じて第三者にもチェックしてもらう

デザインは、色や文字、写真やイラスト、配置や余白など、いろいろなテクニックを使って伝えたい情報を届ける手段です。だからこそ、作っているうちに本来の目的がずれてしまいやすいのかもしれません。最初に決めた目的を意識しながら作業するだけで、迷いなく、伝えたいことがしっかり伝わるデザインに近づきます。

トリガー

本当にシンプルなことなのですが、私がデザインをする上でとても大切にしていることです。よかったら試してみてください。メモには聞き取った情報の他に、打ち合わせ中に浮かんだキーワードやイメージなど、なるべく細かく書いておくと更にGOODです!

デザイン講座_過去記事
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