
- 開催日:令和8年7月28日(火)〜29日(水)
- 主催:公益社団法人愛知県シルバー人材センター連合会
- 会場:グリーンパレス春日井
「この一泊が、未来を紡ぐ。」というキャッチコピーのもと、愛知県のシルバー人材センター職員の皆さまを対象に、広報とデザインに関する研修を行いました。
参加者は、シルバー人材センターに就職して1年未満の若手職員さんから、30年以上のキャリアを持つ事務局長まで、実に幅広い顔ぶれでした。世代もキャリアも異なる方々が同じテーマで学ぶことで、互いに気づきが生まれる場になったのではないかと感じています。
1日目:広報の「なぜ」と「なに」を学ぶ
1日目は3時間の講義形式。広報の目的の整理から始まり、
- 関係構築ピラミッドを使った広報設計
- 4W2Hによる情報整理
- ベネフィットを伝えるキャッチコピーの考え方
- デザインの基本4原則
- フリー素材・生成AI活用時の注意点
と、盛りだくさんの内容でしたが、皆さん最後まで熱心に耳を傾けてくださいました。特に関係構築ピラミッドやベネフィット訴求の考え方には、日頃から広報業務に携わる方ほど強く関心を持っていただけたようです。
休憩時間にも「シニアの方でも読みやすい書体にはどんなものがあるか」「文字を大きくすると行間が詰まってしまう場合はどうしたらよいか」といった実務に直結する質問をいただきました。

2日目:手を動かして「ほんとうに伝わる」を体験する
2日目は、1日目に学んだ情報整理・キャッチコピー・デザイン4原則を使って、実際にチラシを作成するグループワークを行いました。
- 「会員向けチラシで『参加費無料』はメリットとして強いと言えるのか」
- 「吹き出しには具体的なエピソードを入れたほうが伝わりやすいのでは」
- 「ぱっと見で何のチラシかわかるように、文字を減らそう」
といった意見が飛び交い、各グループが工夫を凝らしたチラシを完成させ、最後にはそれぞれの工夫点や意見が分かれた点を発表し合いました。中には、キャッチコピーの案を生成AIに相談しながら進めるグループも。これは数年前には見られなかった光景で、これからは広報の質やスピードを上げるためにAIをいかに上手に使いこなすかが問われていくのだろうと、講師としても改めて感じる場面でした。

参加者の声
グループワーク後には、次のような感想が寄せられました。
- 「今まで一人でチラシを作ってきたが、グループで作ると新しいアイデアが出てよかった。事務所に戻ったら、複数人で話し合いながら作ることを試してみたい」
- 「近々チラシを作る予定なので、今日の学びをさっそく活かしたい」
終了後は「2日間にわたるセミナーだったにもかかわらず、時間が短く感じた」という声もあり、皆さんの学びへの意欲の高さがうかがえました。また、弊社が実際に手がけたチラシのキャッチコピー例や、デザイン4原則を反映した広報紙の事例などは「具体的でわかりやすかった」とご好評をいただきました。
オフライン・宿泊研修ならではの価値
オンライン研修はどうしても一方通行になりがちですが、対面でのグループワークがあると学びをその場で実践でき、理解がより深まります。それ以上に印象的だったのは、参加者同士の距離がぐっと縮まったことです。
休憩時間や研修の前後には、「他のセンターではどう進めている?」「うちの課題、そちらではどう対応してる?」といった情報交換が自然発生。連絡先を交換し合う姿も多く見られました。日頃は目の前の業務に追われがちな職員の皆さんにとって、他センターの取り組みを知り、気軽に相談できる仲間ができたことは大きな収穫だったはずです。
宿泊研修だからこそ、夕食や懇親会を通して一気に打ち解けた方も多かったようです。まさに「この一泊が、未来を紡ぐ。」というキャッチコピーを体現するような濃密な2日間だったのではないでしょうか。
企画してくださった愛知県シルバー人材センター連合会の皆さま、そしてご参加いただいた職員の皆さま、本当にありがとうございました。
2日間、大変お疲れさまでした!

過去のセミナーの様子や参加者の声は、下記の関連記事からもご覧いただけます。
研修の企画・実施に関するご相談も承っておりますので、お気軽にお問い合わせください。
