情報の少なさが生み出す力

トリガー

会員募集のチラシを作るとき、お仕事の種類や入会説明会の日程、会場の地図や当日の注意事項など、多くの情報を記載しますよね。

職員Aさん

もちろん、できるだけ詳しい情報を伝えた方がいいからね!

トリガー

実は、掲載する情報量を減らすことが有効な場合があるんです

職員Aさん

えっ!? そんなことあるの?

なぜ情報が少ない方が良いの?

今の時代、私たちはたくさんの情報に囲まれています。そのため、人は複雑な情報よりも、シンプルで分かりやすい情報に惹かれる傾向があると言われています。チラシも例外ではありません。たくさんの情報を詰め込むよりも、むしろ、ぱっと見てすぐに内容が把握でき、興味を引くような情報が求められています。

チラシに掲載する会員の声を使った例

全文を掲載した場合

シニア層は小さい文字を読むのにストレスを感じる人が多いので、できるだけ文字を大きくしたいところですが、会員の声を全文載せるとかなり小さい文字になってしまいます。

一部だけ掲載してホームページに誘導する場合

全文を掲載しないことで、文字が大きくなり、余白も確保することができます。また「どんな仕事をしているのか?」「収入はいくらか?」という興味を引き出し、QRコードからホームページ訪問を促す流れを作ることができます。

「もっと知りたい」が行動を促す

心理学では、人は不完全な情報があると、それを補完しようとする傾向があると言われています。これは「ゼイガルニク効果」と呼ばれる現象です。未完成なタスクや情報があると、人はそれを完了させたいという欲求に駆られるのです。

チラシに全ての情報を詰め込むのではなく、少しだけ情報量を減らすことで、読者に「もっと知りたい」という気持ちを持ってもらい、行動を促すことができます。

ここでいう行動とは「入会する」という最終的なものではなく「資料請求する」「ホームページを訪問する」といった小さな行動のことを指します。

人は小さくても行動を起こすと、次の行動に移るときのハードルがぐっと低くなるので、チラシの情報を減らすことは単に文字が減ってスッキリするといったデザイン上の利点以上に、会員募集において有効な戦略なのです。

まとめ

会員募集チラシはつい情報が多くなってしまいがちですが、あえて情報量を減らすことで、読み手のストレスを減らし、興味や行動を促すことに繋がります。

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