Let'sフィリピン3回目の投稿です。
デザインの会社にフィリピンの記事書いて興味のある人いるのかな?そもそも読んでくれる人なんているのかな?と思っているのですが、スタッフのANちゃんが読んでくれてるみたいなので続けます。
前回はセブ島の気候やタクシーについて書いたので、今回はタクシー以外の移動手段について書いてみようと思います。
前回の投稿はこちら↓
セブ島の交通事情 ジプニー編
前にも書いたけど、セブ島には電車や地下鉄はありません。基本的に車などを使って移動します。最近は中流と言われる小金持ちな人が増えたためか、自家用車も多く走っていますが、庶民の足はもっぱらジプニーです。
ジプニーは決まったコースを回る路線バスのようなもの。日本の路線バスから窓とドアとバス停と時刻表を無くして、車掌さんを足したようなものをイメージしてください(分かりにくい?)。
ジプニーの車体には、ルートを示す番号と始点と終点の地名が書かれています。たまにパンクや故障で立ち往生してるジプニーを見かけるので、私はできるだけメンテナンスをちゃんとしてそうなジプニーを選ぶようにしています。車体の色や大きさが違っても番号が同じジプニーは基本的に同じルートを通ります。
ルートさえ分かればタクシーより安く移動できるので、ちょっとした移動には便利です。ただスリやホールドアップなどのリスクはタクシーより高いので、ジプニーに乗る時は大金を持たずアクセサリーや高価な腕時計やスマホも持たない(見えるところに出さない)ことをオススメします。私の場合は、夜はジプニーに乗らないようにしています。
ジプニーの乗り方
決まった場所以外でも乗り降りできるので、乗りたいジプニーが近づいてきたら手をあげれば停まってくれます。ただ、ちゃんと停まってくれない(徐行になるだけの)時もあるので、頑張って乗ります(笑)
始発になってる大きなショッピングモールなどでは、ある程度お客さんが溜まらないと発車しません。時刻表がないので、気長に発車を待ちましょう。
ジプニーに乗ったら適当なタイミングで料金を払います。乗ってすぐ払う人もいるし、降りる少し前に払う人もいるので、そのあたりは本当にテキトーです。でも運転手さんや車掌さんは誰が払ってないのか分かってるっぽいので、払わずに降りる人はいない気がします。たまに物売りの子がジプニーの後ろにしがみついて移動してるときがあるけど、それは黙認な感じでした。
降りたい場所が近づいてきたら「ルガーラン」と言うか、コインで天井近くのパイプのところをカンカン叩くと停まってくれます。
ジプニーには窓がないので、暑くて排気ガスも入ってきます。気になる人はハンカチなどを顔に当てておくといいかも。
料金と支払い方法
セブ市内や周辺を通るジプニーは、距離によらず一律7ペソ(2018年現在)です。北や南の都市に向かうジプニーなどは20ペソとかなので、乗ったら車掌さんや他の乗客の人に聞いて教えてもらってください。
基本的に大きなお札ではお釣りがないので、硬貨か20ペソ札を用意しておきます。
車掌さんがいるときは、降りる前に車掌さんにお金を渡せば大丈夫。車掌さんがいない時は、運転手さんに渡します。車内が混んでる時は、運転手さんのところまで辿り着けないので、お金は隣の乗客の人に渡します。「パリホグ(=よろしく)」と言うといいかも。するとバケツリレーみたいに運転手さんまで届き、お釣りも同じようにバケツリレーで返ってきます。自分より後ろにお客さんが乗ってきたら、ちゃんとバケツリレーに参加しましょう。
ジプニーは助手席に乗ることもできて、助手席に乗った人は運転手さんに代わってお釣りを渡す役割になります。ジプニーに乗ると、地元の人の連携プレーに参加できて面白いです。
ジプニーに乗るときのポイントと注意点
- 日本と同じように手を上げて停める(人差し指を立ててクイッとする)
- 料金は一律7ペソ(市内の場合)
- 大きなお札だと釣り銭がないので、細かいお金を用意しておく
- 夜やダウタウンを通るルートは避ける
- スマホやアクセサリー、高価な腕時計などは出さない
地元の人と話していると、ジプニー1本で行ける場所かどうかが「近い」と感じるかどうかの判断基準になっている気がします。直線距離が近くても、ルートの関係でジプニーを乗り継いで行かないと着けない場所は「遠い」という印象のようです。ルートが頭に入ってるんでしょうね。
それでは、また!