入会促進より大切なのは

新規の会員獲得については、どのシルバー人材センターでも毎年予算を割いて力を入れていることと思います。
しかし入会した方を歓迎してフォローする仕組みについては、センターによって差があるのではないでしょうか。

マーケティングでは「1:5の法則」と呼ばれるものがあります。新規の顧客に商品を販売するコストは、既存顧客に販売するより5倍のコストがかかる、というものです。シルバー人材センターは会員に何かを販売するわけではありませんが、同じようなことが言えます。チラシを配って説明会を開いて新規の会員を獲得し仕事に就いてもらうより、既に会員になっている人との関係を強化し、就業してもらう方が時間も手間も大幅に削減できるのですから。

入会した人が就業せずに1〜2年で退会してしまい、常に会員不足に悩まされている....という場合、さらに予算をかけて新規会員を募集するのではなく、既存会員との関係構築に取り組むほうが良いかもしれません。

職員Aさん

既存会員との関係構築って、具体的には何をすればいいの?

トリガー

入会後の会員さんへの広報活動については、以前の記事「関係構築ピラミッド(3)」に考え方が書いてあります。

トリガー

最近、埼玉県の上尾市シルバー人材センターでは、新入会員歓迎会というものを開催したそうです。
シルボンヌWEBに記事があるのでこちらも参考になると思いますよ。

参考記事