作成したチラシやお便りを読み返してみると、必要な情報は揃っているのに不自然さや違和感を感じる場合がありまんか。そんなときは情報の流れに問題があるのかもしれません。

読み手の視線の流れと気持ち

デザインをするときは、読み手の視線が流れる順序それを見たときの気持ちを考えながら作成していきます。今回は実際弊社で作成したチラシを使用して、説明していきます。

STEP1.自分が対象者に当てはまるか
「新座市にお住まいの60〜80代の健康な方へ」という部分

読み手はまず、ここを確認し自分が対象者に当てはまるのかを判断します。この部分が曖昧な表現だと、自分にとって関係のない情報だと判断し最後まで目を通してもらえない可能性が高くなります。
STEP2.内容に興味を持つ
「知識や経験を生かして働いてみませんか」という部分

いきなり新しい仕事にチャレンジするのは不安だけど、今までやってきた知識や経験が役立つなら自分にもできるのでは?と読み手に自信を促すようなキャッチコピーをつけることができれば、より効果的です。
STEP3.スケジュールを確認
具体的なスケジュールが表記されていないと、読み手は行動に移すことができません。この日程・場所なら参加できるかもとすぐに判断できるよう、スケジュールはしっかりと見やすく表記しておきましょう。

会場の地図を入れると「自宅から近いから行けそうだな」など、参加するイメージがより具体的になるのでおすすめです。
STEP4.連絡先を確認し、行動へ移す
最後まで目を通し「よし、参加しよう!」と思っても、申し込み先がわからないと急に面倒になり、一気に気持ちがクールダウンしてしまいます。そんなことがないよう、しっかりと最後に連絡先を明記しましょう。

連絡先をはっきりと明記することで、チラシの信頼性を上げる効果もあると言われています。

伝えたい情報を明確にし、行動を促すチラシを作ろう

伝えたい情報をしっかりと整理し、つたわりやすい順番で並べることにより読み手は行動を起こしやすくなります。

作成後はもう一度チラシを見て、具体的に内容をイメージできるような流れが作られているか確認しましょう。なんとなく不自然さを感じたら、誰かに相談したり参考になりそうなチラシを見て研究するのもおすすめです。