せっかく時間をかけて作った広報紙も、マンネリ化が原因で読者離れが起きてしまうと悲しいですよね。そこで今回はマンネリ化を防ぎ、広報紙をより多くの読者に読んでもらうためのポイントをご紹介します。
ターゲット層を明確にする
「誰に読んでもらいたいのか?」を明確にすることが、読者目線のコンテンツ作りへの第一歩です。例えば下の図のように、それぞれのターゲット層を絞り、それに合わせた内容構成や表現方法を意識してみるといいかもしれません。
ターゲット | コンテンツ |
---|---|
会員 | 活動紹介、仕事紹介、ボランティア活動、スキルアップ講座、健康・福祉情報 |
地域住民(入会希望者) | センターの役割、会員募集、イベント情報 |
企業 | 人材紹介、業務委託、協働事業 |
更に広報紙の配置場所や配布先を考慮することで、ターゲット層に効果的に広報紙を届けることができます。
記事の種類を豊富にする
記事の種類を増やすことで、読者層の幅を広げ飽きさせない広報紙を作っていきましょう。「読者の興味を引く、バラエティ豊かな記事」とはどんな記事でしょうか。アンケートやインタビューを実施して読者の声を積極的に聞き、読者のニーズや興味関心を把握してみるのも効果的です。
例えばこんな記事
- 特集記事:テーマを掘り下げた読み応えのある記事
- インタビュー:会員さんや企業、地域住民へのインタビュー
- コラム:役立つ情報や豆知識を紹介
- エッセイ:会員さんやスタッフの体験談
- 写真・イラスト:見て楽しい作品ギャラリーなどのコンテンツ
- イベント情報:センター主催のイベントや講座
デザインやレイアウトを工夫
デザインやレイアウトを工夫することで、視覚的に訴求する広報紙を作ることができます。こちらは、過去のデザイン講座から役立ちそうな記事をまとめてみました。気になる項目があったらチェックしてみてください。(タイトル、または∨マークをクリックすると開きます)
フォント(文字)についての参考記事
レイアウトについての参考記事
配色(色使い)についての参考記事
広報紙は、読者との架け橋となる大切なコミュニケーションツールです。今回ご紹介したポイントが、魅力的な広報紙を作るためのヒントとなり、皆様の広報紙作成のお役に立てれば幸いです。