文章にイラストや写真などのアイテムを追加する際、文章の空いたスペースにアイテムを配置する以外に、アイテムの周りに文章を回り込ませるという方法があります。
今回は、そんな文字の回り込みの例をご紹介したいと思います。

文字の回り込みを使わない方法

空いたスペースに配置

まず文章を先に配置し、空いたスペースに合わせて素材を配置する一般的な方法。文字と素材が重ならないので、文章の読みやすさに影響はありません。配置できる素材の大きさは空きスペース次第になるので、配置できる素材は小さくなりがちです。

イラストを背景に配置

素材を文字の背景に配置すれば、好きな大きさで使うことができます。配置する素材の色が濃かったり、細かな模様があると、重なった文字が読みづらくなってしまうので、素材の色を調整するなどの工夫が必要になります。

トリガー

しっかり見せたい素材は文字と重ならないように配置しましょう。装飾として配置する素材であれば、背景に配置してもいいですね。

文字の回り込みを使う場合

四角形に対して回り込み

素材の周囲に四角形の余白をつくり、その周囲に文字を流し込みます。文章と関連したイラストを使う場合であれば、この方法なら該当する文章の近くに素材を配置することができます。空いたスペースに配置するよりスペースを無駄なく使えるメリットもあります。

素材の周囲へ回り込み

円形や複雑な形の素材を配置する場合、その形を活かして文字を回り込ませることもできます。スペースが有効に使えるうえ、印象的なデザインにすることができます。文章が読みづらくならないように、配置する素材のサイズや場所には注意が必要です。

職員Aさん

文章の目的によって、周り込みが適している場合とそうでない場合がありそうだね。
これからデザインをする時のアイデアのひとつとして覚えておくよ。

トリガー

文字と素材の配置は回り込みの方がいいとも限らないので、上手に使い分けてください。
文字の回り込みの応用として、図形の内側に文字を回り込ませるという方法もあるので、参考までにご紹介しておきますね。