文字にインパクトを出したいとき、装飾として影を付けることがあるかと思います。しかし、文字のサイズや種類によって読みづらくなってしまうことも。影を装飾に取り入れる場合は、どのような配慮が必要なのでしょうか。

小さな文字は影を避ける

影がある場合

影が無い場合

トリガー

影をつけることにより文字に立体的な雰囲気を出すことができますが、上の図のように小さな文字に付けると文字と影の境目がぼやけて読みづらくなります。

特に視力が低下しているシニアの方にとっては、とても読みづらさを感じることでしょう。基本的に小さな文字は避けた方が無難です。

存在感を出し過ぎない

トリガー

こんなに薄いと目立たないかな?と、どんどん影の色を濃くしまうと、本来目立たせたいはずの文字と一体化してしまい読みづらさの原因に。

影はあくまでも脇役なので、少し薄いかな?くらいの仕上がりがちょうど良いかと思います。

影をぼかす

影をぼかしていない

影をぼかしている

トリガー

あまりぼかさずに影をつけると、文字が二重になっているかのような違和感を感じる場合があります。意図的に(デザインとして)はっきりとさせる場合は良いのですが、自然な演出を心がけたい場合はぼかして使用した方が自然な仕上がりになります。

また、ぼかし過ぎても文字がぼやっとした印象に仕上がってしまいます。読みやすく、すっきりとした文字に仕上がるよう調整してみてください。