以前の「5W1Hで情報整理(イベント告知編)」では、チラシやポスターなどに掲載する情報を整理するときに使った5W1Hですが、今回は情報発信をする事前準備での使い方をご紹介します。

5W1Hで情報整理

Why(目的)

事前準備の段階では、まず情報発信の目的を書き出します。「会員の就業率を高めたい」や「独自事業の売上をアップしたい」など、それぞれ目的があると思います。特に恒例で発行している媒体では「そもそも何のために発行しているんだっけ?」と、いちど立ち止まって考えてみることをオススメします。

Who(対象者)

情報発信をする目的を書き出した後は、誰に伝えるべきかを考えます。ここで対象者を具体的にイメージできると、情報発信の精度が上がります。

職員Aさん

情報はできるだけ多くの人に伝えたいから、対象は絞らない方がいいんじゃない?

トリガー

対象が曖昧だと、デザインも内容もぼやけてしまって誰にも響かない情報になってしまう場合があります。「誰に伝えたいのか」を決めることはとても重要なんですよ。

What(内容)

目的と対象者が決まったところで、内容について検討します。対象者の興味や関心の状態に合わせて、情報の内容や構成を決めていきましょう。目的と対象者が決まっていると、使用するイラストやデザインのテイストを考えるのも楽になります。

How much(予算)

今回の情報発信に使える予算を確保・確認しましょう。予算によって、デザインや印刷を内製するのか外注するのかも決まると思います。

Where(伝える媒体・場所)

具体的に、どの媒体をどの場所で配布・掲示するのかを考えます。ポスターなら貼る場所、チラシならどこで配るのか、または新聞折込にするのかなどを予算に合わせて検討します。ここまでのWhy(目的)とWho(対象者)とWhat(内容)とHow much(予算)が決まっていれば、デザイン会社や広告代理店などから複数のアイデアを提案してもらうこともできると思います。

トリガー

どういった媒体を作り、どこで配布・掲示するのかは、目的や対象者が決まってから検討するといいですよ。
先に手段を決めてしまうと、もっと良い方法を考える機会を逃してしまいます。

職員Aさん

考える順番が大事なんだね。

When(スケジュール)

制作する媒体が決まったら、最後にスケジュールを決めましょう。配布する日から逆算するとスケジュールが立てやすいです。印刷やデザイン、原稿作成などの工程ごとに小さな締め切りを設定して工程表を作り、関係者で共有しましょう。

トリガー

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