伝えたい内容を整理したりモレがないかチェックするときになどに使われる5W1H。このフレームワークを使って、イベントの告知をするときのポイントを整理してみましょう。

5W1Hで情報整理

トリガー

イベント告知の場合で優先度の高いと思われる順に並べてみました。

What(何を)

当たり前ですが、イベント告知において一番重要な情報は、「何が」行われるかということです。告知のタイトルやイラスト、写真などを使ってイベントの内容を一瞬で伝えられるようにしましょう。

When(いつ)

イベントが「いつ」開催されるのかも重要です。イベント開催の日付だけでなく開始時間や終了時間、申し込み期間などは、記載モレのないようにしましょう。たまに開催日の年(和暦や西暦)が書いていないチラシを見ることがありますが、小さくてもいいので入れておいたほうが良いと思います。

Where(どこで)

イベントが「どこで」行われるのかを分かりやすく記載します。会員以外(入会希望者や一般の方)を対象とするイベントの場合「シルバー人材センター事務所」というだけでは伝わりませんので注意してください。駐車場の有無や最寄りのバス停なども大事な情報です。スペースに余裕があれば地図を入れると良いでしょう。

How(どのように)/ How much(いくら)

5H1HのHはHow(どのように)とされていますが、How much(いくら)を含めて5W2Hと言われることもあります。イベントの告知であれば、How much(いくら)のほうが重要かもしれません。イベントが有料なのか無料なのか、有料であればいくらなのか、支払い方法なども含めて記載しましょう。有料の場合、キャンセルポリシーも書いておきます。

Who(誰が)

メインの情報ではありませんが、イベントの主催者や問い合わせ先の名前・連絡先は忘れずに記載しておきます。またイベントの参加者に制限(年齢や居住地など)がある場合は、誤解によるトラブルにならないように目立つように書いておきましょう。

Why(なぜ)

イベントを企画した理由や参加したほうがいい理由などは、スペースに余裕があれば入れておくと良いでしょう。参加の訴求につながるかもしれません。

職員Aさん

作ったチラシを見て5W1Hのチェックをすれば情報の不足に気付けるね

トリガー

そうですね。もしくは事前に5W1Hで情報を整理してからチラシを作りはじめると、修正が少なくて済むかもしれません。今回は「イベント告知」で5W1Hのフレームワークを使いましたが、続編では広報や告知を「考える」ときの活用法をお伝えする予定です。お楽しみに!