仕上がったデザインがなんだか寂しいとき、ポイントでちょっとした装飾を付け足す場合があります。このような装飾を「あしらい」と呼びます。細部をおしゃれに飾ってくれる「あしらい」をうまく取り入れ、ワンランク上のデザインを目指してみましょう。

あれもこれも「あしらい」

文字についている影や縁、目立たせるために引いた帯、強調したい箇所につけた線など、すべての装飾を「あしらい」と呼びます。知らないうちに誰でもデザインにあしらいを取り入れ、うまく使いこなしているかもしれません。

以前のデザイン講座『文字だけど文字じゃない文字!?』で紹介した下記のデザインも、それぞれあしらいを使用しています。

リボン

円と線

イラストと線

あしらいを利用することで、文字だけのデザインよりすっきりと読みやすくなります。しかし、多用し過ぎると逆にごちゃごちゃしてしまうので、バランスには気をつけてくださいね。

セット素材が便利

あしらいの雰囲気がバラバラだと、デザイン自体も統一感の無い仕上がりに。何種類かのあしらいを取り入れたい場合は、トーンや雰囲気が揃ったセット素材を利用すると統一感が生まれます。

素材サイトにはシンプルなものから可愛らしいもの、季節や行事ごとなど様々なあしらいのセット素材があるので、制作したいデザインの目的に合わせ使い分けるのもいいですね。

シンプル
カジュアル
季節

今回の素材セットは、イラストACを利用しました。素材サイトで検索するとき「あしらい 」で調べると、セット素材がたくさん出てきます。よかったら利用してみてください。