チラシやお便りの作成をしたとき、自分で確認した後にもう一度第三者に確認をしてもらうとミスを減らすことができます。今回は第三者に校正をお願いする場合、また自分が頼まれた場合、どのような点に注目して確認していけば良いか4つのチェックポイントを紹介していきたいと思います。

チェックポイント1:誤字脱字

見出しのような大きな文字もじっくりと確認していきましょう。大きなミスほど見過ごしてしまうことが多い傾向にあります。長い文章は、一文字ずつ赤ペンでチェックを入れていくと読み飛ばし等が減り、より確実にミスを減らすことができます。

誤字・脱字を探してみよう!

下のチラシには誤字・脱字が6ヶ所あります。探してみましょう。すべて正解した方は校正上手!(正解はブログの一番最後)

チェックポイント2: 表記ゆれ

表記ゆれとは、以下のようなことを指します。

表記ゆれ(ひょうきゆれ)とは、ある言語の文字表記において、ある単語が2通り以上の書き方をされることにより、表記にばらつきが生じることを指す。

Wikipediaより引用

例えば下のチラシのように漢字での「下さい」と平仮名での「ください」が混在している。これも表現ゆれです。こちらも作成者は気付かないことが多いので、意識してチェックしてみてください。

脱字を探してみよう!の正解

以上の6ヶ所でした。全部見つけることができましたか?


次回1月12日、第三者による校正(後編)は以下の2つのお話です。お楽しみに!

  • チェックポイント3: 伝わらない表現(専門用語)が含まれていないか
  • チェックポイント4: 句読点のルールは守られているか