第三者によるチェック(前編)

チラシやお便りなどの文章を書き終わった後、何回チェックをしていますか?誤字脱字は無いか、おかしな表現・伝わらない表現は含まれていないか。まずは自分でチェックをして、その後は第三者にもチェックをしてもらいましょう。
もし誰かにチェックを頼まれた場合、どのような点を確認していけば良いのか4つのチェックポイントを紹介していきたいと思います。
チェックポイント① 誤字脱字
自分で読み直しても気がつけないことが多い誤字脱字。「これは気付くでしょ!」というような、大きな文字ほど気がつけなかったりします。文章を作成するとき、焦らずゆっくりと打つことを心がけるだけで誤字脱字は少なくなるそうです。せっかちな私も毎回注意されがちです。。
チェックをする際は、絶対に間違っていなそうな大きな文字もじっくりと確認しましょう。細かい文字は、一文字ずつ赤ペンでチェックを入れていくと読み飛ばし等が減り、より確実にミスを減らすことができます。
脱字を探してみよう!
左のチラシには脱字が4箇所あります。右のチラシとよく見比べて、脱字を探してみましょう。
全部正解した方は校正上手!(正解はブログの一番下にあります)


チェックポイント② 表記ゆれ
表記ゆれ(ひょうきゆれ)とは、ある言語の文字表記において、ある単語が2通り以上の書き方をされることにより、表記にばらつきが生じることを指す。
Wikipediaより引用
下のチラシのように、ある箇所では「下さい」と漢字で表記し、他の箇所では「ください」と平仮名で表記している。これを表現ゆれと言います。これもありがちなミスですね。文章を作成するときはセンター内でルールを決め、表記を統一するように心がけましょう。
チェックをする際は上記のような漢字と平仮名の表記ゆれ以外にも、数字やカタカナの全角・半角の表記ゆれも確認しましょう。

年末年始休暇のため、来週(12/29)、再来週(1/5)のデザイン講座はお休みになります。
次回1月12日、第三者によるチェック(後編)は以下の2つのお話です。お楽しみに!
- チェックポイント③ 伝わらない表現(専門用語)が含まれていないか
- チェックポイント④ 句読点のルールは守られているか
脱字を探してみよう!の正解

以上の4箇所でした。全部見つけることができましたか?