入会までの流れをわかりやすく

ホームページに掲載されている「入会までの流れ」がわかりにくいと、入会希望者は説明を読むのが面倒になり、離脱してしまう可能性があります。今回は、どのような工夫をすれば、よりわかりやすい流れを作ることができるのかを一緒に考えていきましょう。

イラストやアイコンは、文章では伝えにくい情報を視覚的に伝えることができます。例えば、入会までの流れを図やイラストで示すことにより、複雑な内容をわかりやすく説明することができます。また、アイコンを使うことで、ボタンやリンクなどの機能を視覚的にわかりやすくすることができます。

リンクボタンは、ユーザーを特定のページやコンテンツに誘導する便利な機能です。例えば、説明会会場の地図へのリンクボタンを設置することで、ユーザーは簡単に会場の場所を確認することができます。

ただし、イラストやアイコン、リンクボタンを過剰に使用すると、かえってわかりにくくなる場合もあります。そのため、適切な量と配置を検討することが重要です。

入会までの流れには、事務局側が行う作業も含まれている場合もありますが、入会希望者は基本的にそれらの作業に関与しません。そのため、入会希望者が行う項目に絞ることで、わかりやすさと簡潔さを両立することができます。

また、理事会承認などの項目は、項目だけが記載してあっても自分は何をしたら良いのか不安になるユーザーもいます。「理事会承認の連絡があり次第、事務局より入会手続きのご案内をいたします。」というような説明文を追加すると、ユーザーの不安を解消することができます。

さらに、シルバー人材センターのことをよく知っている人しかわからないワードの使用も避けることが重要です。そのようなワードを使用すると、入会希望者が内容を理解しにくくなり、離脱につながる可能性があります。[ 参考記事：関係構築ピラミッド（2）]

WEB入会手続きでは、入会希望者がどこまでWEB上で手続きを完了できるのかわからないと不安に感じる可能性があります。そのため、以下の点を明記するようにしましょう。

• WEBで完了できる手続きと、オフラインで行う必要がある手続き
• アナログで行う手続きの具体的な内容
  ※ダウンロードしたPDFをプリントして提出など、アナログでの手続きが必要な場合は、その旨も明記する