写真は広報紙やチラシに載せることはもちろん、ブログやSNSでも役立つ大切な素材です。では、どのようなカットを撮影しておけば様々な場面で役立つのでしょうか。一緒に考えてみましょう。
動きのある構図を意識する
より良い写真を撮影するために、枚数を多めに撮影しておくのはとても大切です。しかし、後で見るとすべてが同じ角度から撮影した写真では全体の雰囲気は伝わりません。
1人に注目したアップの構図、少し引いた全体が入る構図など。調整してバランス良く撮影していきましょう。
個人へのインタビューでは、記事の内容に合った対象者の表情をうまく引き出せると紙面がより魅力的に仕上がります。
NG(同じような構図)
OK(様々な構図)
人物以外の写真
広報紙など、たくんさんの写真を使用する印刷物では、人物の写真がばかりだと紙面が息苦しい印象になりがちです。
例えばイベント会場では、配布用に並べたパンフレットや入口の看板、その場に配置されたお花や展示物のカットなど。何気ない小物や風景の写真は、紙面の息抜き的な存在になりすっきりとしたデザインを演出することができます。
また、次回イベント用の記録にも繋がりますので、多めに撮影しておくことをお勧めします。
流れがわかるように撮影する
イベントなど長時間での撮影は一部分だけではなく、その日の流れが伝わるよう開始から終了までの様子をまんべんなく撮影しましょう。
この演目だけ写真がない!とならないよう、大きなイベントでは何人かのグループで撮影し、予め時間をずらして担当を決めておくと安心です。
写真の選別とトリミング
レイアウトでは、同じような写真ばかりにならないよう選別しバランスよく配置していきます。
紙面では、人物や動きのあるものが対象の場合「右向きの写真は左側、左向きの写真は右側」など目線を内側に向けて配置すると自然な仕上がりになります。
SNSではパッと目を引き、一瞬で何の写真か判別が着くものだと伝わりやすいかと思います。
必要に応じてトリミングすることで、写真の魅力がグッと上がることもあります。トリミングについては、下記の過去記事も参考になるかと思います。よかったら合わせてご覧ください。